新年、明けましておめでとうございます。

 

丑年。ウシシ~と笑える年にしたいものですが・・・。

 

2008年は、サブプライム問題から発展したアメリカ発世界恐慌のあおりを受けた日本経済、想像もしなかったような経済環境に突入してしまい、企業にとっても厳しい闘いを強いられる状況となりました。

 

こんな時代だからこそ、企業の存在価値としての真価が問われ、存在価値のない企業は淘汰され選ばれた企業だけが生き残っていく「取捨選択される時代」である事を肝に据えたいと思います。

 

まずは原点に立ち戻り、如何に「存在価値のある企業」になり得るかを再考し、一つ一つ着実に積み上げていきたいと考えております。

 

また同時に「100年に1度の世界恐慌」などと言われる局面において、この厳しい経営環境下でどの様に切り抜け、維持し、成長させることができるか?

経営者としての能力も問われる2009年の幕開けとなりました。

 

正直、不安もありますが、一方でメラメラと闘志も沸いてきております。

何故かいつも逆境になるとワクワク~、メラメラ~燃えてくるんですよね。

 

よしっ! 今年も全力でやるわっ!! 

うりゃ~っと!! v(^^)v

 

年末恒例の

2008,12,19
ちょっと、ご無沙汰してしまいました。
気が付くと前回ブログを更新してから2週間も経っていました。
 
この2週間は出張続きのバタバタで、東奔西走の日々でありました。
 
数日前にタケックス・ラボの株主である香川県にあるF製薬のF社長を訪ねました。
年末年始が近づくとF社長と交わす恒例の「お雑煮」談義があります。
 
香川県のお雑煮は白味噌に餡ころ餅。
高知県は鰹だしのおすまし仕立て。
 
F社長と私、それぞれ郷土の味「お雑煮」を自慢し合い、否定し合います。
 
この会話が始まると年末が来たなという実感が湧いてきます。
 
F社長、いつも暖かい目で見守って下さりありがとうございます。
来年も頑張りますv(^^)v
 

命への責任

2008,12,05

ただ今、新幹線車中です。
急ぎの資料作成も完了したし、
「よしっ!ブログだ!」とPCと向かい合っています(^^)

 

昨日、とても悲しい事がありました。

 

2年前から飼っていたハゼ科の熱帯魚「ドラちゃん」が死んでしまいました。
「ドラちゃん」はビックリするほど知能が高く、水槽の中と外でしたがちゃんと意思の疎通ができ、1日に何度も水槽の中の「ドラちゃん」とコミュニケーションを図っていました。

 

小さな命ながら家族の一員として絶対的な存在感がありました。

 

「ドラちゃん」の居ない水槽を見ると泣けてきて、泣けてきて止めどなく涙が溢れてきます。(;;)

 

命の重たさを噛み締める一日となりました。

 

「ドラちゃん」の死因は解りません。寿命なのか病気だったのか?
家族の一員であった「ドラちゃん」の小さな命に私はどれだけ責任が果たせたのか?
そう考えると胸がチクチク痛むのです・・・。


命への責任というと、あと数日で放し飼いの息子がカナダ留学から帰国します。

 

高校生という人生で最も輝きそしてとても重要な時期に、親元を離れホームステイを経験しながら現地の高校に通う事が出来たことは、きっと彼を大きく成長させてくれたと思います。

 

目を閉じて、空港に迎えに行く日の事を想像します。
背はもっと伸びただろうか?
英語はどれだけ上達しているだろうか?
顔のにきびは治まっているだろうか?
「ドラちゃん」が死んでしまった事は、いつ言おうか?
色んな思いが走馬灯のように駆け巡ります。

 

この週末は彼の部屋を掃除し、お布団を干し、彼の親友である猫たちをシャンプーし、
そして一番楽しみにしていると言っていた母の手料理は,腕によりをかけて好物をいろいろ食べさせてやろう!!と思いを巡らせていたら息子からメールが・・・。

 

「帰ったら、晩ご飯はお好み焼きを食べに連れてって!!」

 

ちょっと待った!!息子よ!
母の手料理が一番食べたかったんとチャウんかい 

                                                                    ( ̄▽ ̄;)

え~っと!
最近、気づいた事があります。

 

うさぎ年って、方向音痴が多いのかも知れません。

 

実は私は超!方向音痴です。
同じ道でも、行きの道と帰りの道は全く違う道に見えるし、
昼の道と夜の道も全く違う道に見えてしまいます。
だから同じ場所に何回行っても迷ってしまう事がしばしば。。

 

恥ずかしいので、私が方向音痴である事をどなたにもばれない様にひた隠しにするも、日頃の行動からバレバレ。
気が付くとみ~んな知っていました。
有名だそうです・・・。

 

そんな私がもう1人、超方向音痴を見つけてしまいました。
わが社の知恵袋、S取締役。
頭の中はどんな構造になっているの?と、ビックリするほど鮮やかに仕事こなしていくスーパーマン。
万能なS取締役に弱みは無いだろうと思っていたら、社外で一緒に行動すればするほど「ん?」「あれっ?」「もっ?もしや!」
ご本人も方向音痴をひた隠しにしていたのでしょうがバレバレ。
清岡久幸を凌ぐ?方向音痴でした。み~っけ!!

 

そんなある日、ひょんな事からS取締役と私は共通点を見つけてしまいました。
2人とも「うさぎ年」なんです。

 

「偶然ですね~!」って話していたらもう1人、見つけてしまいました。

 

監査法人のH先生。にんじんの大嫌いな「うさぎ年」です。
H先生が来られている時、ふっと頭を過ぎるものがあり聞いてみました。
「H先生。もしかして方向音痴じゃないですよね?」
「いや?立派な方向音痴です!」

 

と、いうことで私の周りの方向音痴さんは皆「うさぎ年」
何でだろ? 
けっこう高い確率ですよね。うさぎ年っていったい・・・。

一昨日は弊社に投資頂いているJAFCO様主催の

「プレジデントクラブ」に参加して参りました。

 

昨年に続き、今年で2回目の参加です。

 

第1部は基調講演で大和ハウス工業の樋口会長の「熱湯経営 大組織病に勝つ」というテーマでのお話でした。

 

「時代・変化に対応し続けるものが勝ち続ける」
そのためにはアイデアを生み続けることが必要で、

「現場にこそ知恵がある」
ぐっ!ときました。

 

債務超過の会社をV字回復を果たすまでの軌跡や辛さ・心情をリアルに語られる樋口会長の大迫力がとても印象的で、物事を真正面から真っ直ぐに見据える眼力は

夢 と 希望 と 厳しさ にあふれてました。

 

「私もやるぞ!」というパワーを貰えた講演会でした。

 

講演会・分科会そして最後は懇親パーテイでした。


 

株式公開を目指されている経営者の皆様や既に株式上場を果たされた経営者の皆様とお名刺交換をさせて頂き、貴重なお話しを伺う事ができました。


 

背筋が伸びるような想いでした。大変刺激になりました。

 

1年後の「プレジデントクラブ」では、今回お名刺交換をさせて頂いた素晴らしい経営者の皆様に、私は経営者としてどれだけ成長し近づけているのか?

 

頑張ろ!  やるわっ!!  v(^^)v

社内研修会

2008,11,15

今日は、毎月第3土曜日に開催している社員研修会の日です。

 

「経営者としての想いを伝える」ための社長のお話しの時間と専門知識の向上・ビジネスセンスの向上・ビジネススキルの向上などを目的として外部からの先生をお招きしての研修の時間と情報の共有化や課題解決のためのフリートーキングの時間などで構成しております。

 

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社員の皆さんは、居眠りをすることも無く(勿論、居眠りしてるの見つけたら

シバキ(o)(-_-)ますけど)、真剣に耳を傾け取り組んでくれています。

有り難い事です。掛け替えの無い戦友たちです。

 

 

この研修会が功を奏しているのか、上司の指導が素晴らしいのか?最近、メキメキと頭角を現し始めた戦友がいます。

F君、入社してあと少しで2年になります。

入社した時のエピソードがあります。

入社初日に経理部担当に一言。

 

F君   

  「通勤のため定期を購入するので、会社の

    証明書を下さい。」

経理担当 

  「・・・ (?_?) 通学定期じゃないので

    証明書はいらへんで。」

 

こんなピュアなF君が、最近は提案書の作成を任せても、プレゼンを任せても明らかな上達を感じる今日この頃です。

目を見張るほどの成長ぶりです。最近の行動パターンからも成長と自信が見て取れ、安定感があります。

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F君のビジネスパーソンとしての成長、人間としての成長を見守る事のできる私は幸せです。

 

F君、私と一緒にあなたを指導する上司や会社の皆さんに感謝しましょうね。

 

1年後のあなたの成長ぶりを心から楽しみにしていますv(^^)v

今出来ること

2008,11,10
今日、高校2年の息子から「あと、ちょっとで会えるな!母の手料理、楽しみにしてるで(^^)v」という内容のメールがきました。

放し飼いの息子が、12月に1年のカナダ留学を終えて帰国します。

我が家は母子家庭ですので、息子は父親や兄弟との生活を知りませんでした。

父親が居なくて寂しいと言ったことはありませんが、友達が父親とスポーツ観戦に行ったり、一緒にスポーツをしたりする姿を羨ましそうに見ている姿を何度か目にした事があります。

カナダではホームステイですから、お父さんや兄弟のいる生活を満喫して帰って来る事でしょう。

どんなに成長して帰ってくるのか?

ワクワクo(^-^)o ドキドキ(#^.^#)、

まるで恋人の帰りを待っている様な心境です。

 息子も今は元気印のサッカー大好き少年ですが、小学校までは病院通いばかりしていました。入院も度々でしたがカナダでは病気もせず、現地の高校でクラブ活動にも勤しんでいるようです。

母親として最も嬉しい事は、子供が健康であるという事です。

子供を命続く限り守ってあげたいと思うのが、親です。
また、わが子は「大きく羽ばたいてもらいたい」と願うのも親です。

わが子が羽ばたいたとき、成長して親の目が届かなくなってきたときでも、
「安全」に、何よりも安全に健康であってほしいと願うのが親だと思います。

現実は、悲しい事に親はわが子の一生を守ることはできません。

しかし、親として何ができるか? 何を守れるか?という観点で、いま出来る事は何か?を真剣に考えて、行動に移す事は出来ます。

「次世代を担う子供たちのために親として何を守ってあげられるのか、残してあげられるのか」

子供達に残してあげたいのは、託したいのは「住み易い地球環境と自然の恵み」そして「健康な体」です。

母親として次世代を担っていく子供達をどう守り、そして何を残してあげられるのかを考えた時に「竹の研究」に繋がってきました。

タケックス・ラボの事業活動は全て 「次世代を担う子供たちのために親として何を守ってあげられるのか」を考え、それを実現していく事を日々の事業活動の中心に据えております。

では、竹の研究開発を通してどうやって子供たちの未来を守ろうとしているのか?

タケックス・ラボは「安心・安全・健康」という開発理念のもと「地球の喜び・社会の喜び・人々の喜び」この3つの願いが同時に実現できる事業を展開する という経営理念を掲げています。

「地球の喜び」が実現できる事業とは

竹は3年で成長の完了した、いわゆる成竹となります。地上植物の中では最も生育サイクルの早い有効な資源であるにもかかわらず、未利用である竹の有効活用をテーマとした研究開発に取り組み、地球環境への負荷の低減を実現させる事業を目指す、これが「地球の喜び」を実現する事業と言う事です。

「社会の喜び」が実現できる事業とは

生育サイクルの早い有効な資源である「竹」の有効活用をテーマとした研究開発に取り組む事であり、その開発は「地球環境」と「人の健康」を阻害する恐れのある化学品の代替として或いは枯渇性資源の代替として、
竹の新しい使用価値や用途を創造する事業と位置づけております。

「人々の喜び」を実現させる事業とは

タケックス・ラボの製品開発や製造に関する安全基準及び品質基準を「企業の視点」ではなく「母親の視点」に置きます。

健全な子孫の繁栄を願う、最も要求水準の高い母親の視点で製品開発及び製造を行ない、一切妥協する事無く安全性を追求していきます。

女性の視点から開発要因になるものがあると思います。

子供を生み、その子供が社会に貢献できる様に育てあげるのと同じ様に、製品も世に役立ち信頼される様に、厳しく愛し、慈しんで育てていかなければならないと考えております。

ひたむきに安全性を追求し、品質の良いものをより効果的に保持し得る製品を生み出していく事は、健全な子孫の繁栄を願う母の思いと同じであり、タケックス・ラボの事業活動の源泉として、心臓と脈の関係のように事業活動の中においてこの想いが常に共鳴しあう企業に育てあげたいと願っています。

竹の研究を通して、いま出来る事から1つ1つ、子供たちの安心で安全な未来に繋げていきたいと考えております。

戦友たちへ

2008,11,04

おはようございます。

だんだんと秋の気配が深まってきました。

11月度は本日からスタートです。

 

今日は、定例の経営会議と部門会議で一日中会議漬けとなる日です。

 

1年前から始めた経営会議のおかげで、各部門長まで含めた経営幹部全員が、目標や時間軸、解決すべき課題や方針の共有化が図れるようになりました。
この意志統一により、いろいろな取組がこれまでに比べて圧倒的にスムーズになりました。

この1年、試行錯誤はありましたが「一枚岩」としての組織力が育まれ、明らかな成長を感ずる今日この頃です。

 

前期はアットホームなファミリー感覚のベンチャー会社から、IPOを目標とする企業への体制転換を果たさなければならない1年でした。

 

IPOを目指す目的は「竹資源有効利活用事業」を効率的且つ効果的に展開していくための手段であり、また一緒に挑んでくれている経営幹部や社員に対し、感謝と激励の気持ちを込めてインセンティブとして付与したいという思いからでした。

 

しかし、会社の転換に消化不良をおこした数名の社員が退社してしまうという出来事もありました。この手で育て上げたい、功績に報いたい、幸せにしたいと考えていた戦友の退社は大変辛いものがありました。

 

その後、やっぱりタケックス・ラボが良いと帰ってきてくれた戦友もいます。同業界や新たな職場で頑張っている戦友もいます。

 

戦友の皆さん、あなた達と一緒に戦えた事を私は誇りに思っています。

あなた達はタケックス・ラボの重要な1ページを飾ってくれました。

いつも、あなたたちの幸せを願い、心から応援しているよ(^^)v

 

また、新たなステージで一枚岩となり目標を持って挑んでくれている戦友の皆さん、あなた達と重要な時期であるこの1ページを、一緒に創り上げる事が出来る事は大変頼もしく誇らしく、心から感謝しています。

「夢と挑戦」ですよ!

 

さて、会議が始まります。 やるわっ!!

今日から週末まで東京支社での業務となります。
今週は過密スケジュールでフル回転です。
分刻み状態で、体力的にも精神的にも極限に近いものがあると思うのですが、
痩せないんですよね。食欲低下の気配も無く、何食べても美味しいし・・・。

精神的に・・・、といえば、昨日は第7期定時株主総会でした。
久々に緊張してしまいました。
講演とかに招いて頂いて大勢の前でお話しても、慣れてきたのか?余り緊張もせず平気な方ですが、昨日の株主総会は緊張してしまい口の中に心臓がある感じでした。
写真の前方中央に立っているのが私です。口の中の心臓、見えませんか???

 

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冗談はさておき、会社を代表する者として身の引き締まる思いでもありました。
株主の皆様の信頼と期待にお答えできる様、また存在価値のある企業として認めて頂ける様に全身全霊を込めて頑張り抜こう!と、改めて意を決した一日でもありました。

 

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そして夜。
投資頂いているVCの皆様が、株主総会で新たに選任した取締役2名の壮行会を開催して下さいました。VCの皆様、本当にありがとうございます。
ベンチャーキャピタルから投資を受けた事を、私は心から良かったと思っております。
それは単なる資金調達だけでなく、経営を安定化していくためや成長させていくためのあらゆるリソースを注入して頂き、明らかに短期間で会社としてのステージアップが図れたと感じられるからです。

1人の力では限界がある、1社だけの力でも限界がある。
株主総会という区切りの日を経て、人と人との繋がり、会社と会社の繋がりを大切にしていく事の重要さを改めて反芻した一日でもありました。

そこで、私が竹を研究し竹に教えられた事をお話しして終わりたいと思います。
竹は、あのひょろりと伸びる竹は決して折れる事はありません。
どんなに風が強くても決して倒れる事もありません。
また、どんなに強風に吹かれて風になびいても、風がやむと、天を貫くが如し、空に向けてまっすぐに伸びる。それは何故か?
それは竹の根っこは地下茎で繋がっているからです。根っこが地下茎で縦横に繋がっているから、どんなに強い風が吹いても倒れない。
また、竹には節々があるからどんなに強い力がかかっても、決して折れない。竹の強さは地下茎と節々にあります。


私はこの竹に見習った経営を心がけたいと思っております。
自社の得意分野を更に拡充するために、そして苦手分野は補強するために様々な分野のあらゆる会社や人とネットワークを持ち、まさしく縦横に繋がる竹の地下茎の如く手を結び合い、相互に助け合い、高め合う関係を構築する事。
また、どんな厳しい試練や克服すべき経営課題も全社一丸となり全身全霊で立ち向かう。試練や課題から目を背けず、1歩も逃げず真正面から挑み克服していくことは、会社としての成長と強さが生まれてきて、事業の継続や成長を可能としていくのだと思います。
この経営課題つまり節々を、1つ1つ克服していく事で堅牢で柔軟、そしてまっすぐに伸び、どんな風が吹こうとも決して折れない企業体として成長していけるという事、これが竹を研究し竹に教えられた私の哲学であり人生であると思っています。

やってしまいました!
前回のブログで「続きは明日」と書いて中断したのに、気がつくと3日も経ってました。
血液型O型の大雑把な私です。ごめんなさい。m(_ _)m



私は高校2年生の時に大病を患って死の淵をさまよったことがあります。
そして絶望と恐怖の中で2年間に及ぶ入院生活を送りました。
その時に命の重たさを思い知りました。
死に行くものの無念さ・苦しさ、そして見送るものの辛さ・悲しさ。
特に私はこの命の極限の構図を小児病棟で体験しました

最愛の子供の死の床に立ち会わなければならない母親の絶叫の叫び、胸の張り裂けそうな悲しさが、峻烈を極める記憶となり私の胸にはびこっています。

私の命も2年持つかどうかと言われていたのが、奇跡的に病気を克服し、1度は諦めていた人生を、そして生きる時間を再び授かる事ができると確信した時、自分のこの命そして掛け替えの無い時間を、価値あるものとして活かせて生きたいと思いました。

そして、小児病棟での峻烈な体験から芽生えた思いは「次世代を担う子供たちのために母親として何を守ってあげられるのか」と言う事でした。

子供達に残してあげたいのは、託したいのは私達が祖先から託され、当たり前の様に授かった「住み易い地球環境と自然の恵み」そして「健康な体」です。

中でも入院中に随所で目にし、耳にした「食品添加物」や「環境破壊による人体への悪影響」はぞっとするものがありました。
新生児室で目にした赤ちゃんは目があるはずの場所に目がありませんでした。
わずか3歳で小児癌を発症した女の子は小さな体に何本ものチューブが入っておりました。
全身がアトピーで髪の毛も抜け落ち、指が腫れて曲がらない子もいました。
看護婦さんは食生活には注意を払いなさいよ。
食品添加物は体に蓄積していくから出来るだけ避ける様にするのよ。
食品添加物の恐さは 自分の体にすぐに影響が無くても 遺伝子が子供や孫の代で発症する場合もあるのよ、と。
この病院での体験と看護婦さんの言葉が、この後の私の人生に大きく影響しました。

小児病棟での入院生活の中で、重症の子供さんの付き添いのため病院で寝泊りする何人かのお母さん達と知り合いになりました。
この時気付いたのが、どのお母さんも同じ様な思いを胸に秘めて苦しんでいると言う事でした。
「この子がこんな病気になったのは、食生活が悪かったのだろうか?私がもっと注意していればこの子を守れたのではないか?」という、とても切ない悲しい、胸が張り裂けるような悲鳴に近い叫びでした。
小児病棟という命の極限の中で、この様な痛烈な叫びをあげるお母さん達の声を何度も何度も耳にした事が、以後の私の《食の安全性》に対するこだわりとなりました。

そして「私は、もう2度とこんな辛い苦しい病気にかかりたくない」「もし私が人の親となった時に、この小児病棟で出会ったお母さん達の様な胸の張り裂ける様な悔恨の叫びは、絶対にあげたくない!」
これが峻烈な思いとなり、私の中にどんどん、どんどん根を張っていき、そして、これがタケックス・ラボの事業に繋がってきたのです。



おっと! 時間切れとなりました。
これから経営会議です。
気合入れてうりゃ~!っと捌いてきます。

プロフィール

清岡 久幸(きよおか・くみ)

9月7日 高知県生まれ
うさぎ年 おとめ座

病気の為、高校を中退。父親の会社に入り、竹の研究を始める。その後父の会社の倒産、出産、離婚を乗り越え、02年、フードテックス設立(現・タケックス・ラボ)。
07年、日経ウーマン主催のウーマン・オブ・ザ・イヤー リーダー部門に入賞。