今日から週末まで東京支社での業務となります。
今週は過密スケジュールでフル回転です。
分刻み状態で、体力的にも精神的にも極限に近いものがあると思うのですが、
痩せないんですよね。食欲低下の気配も無く、何食べても美味しいし・・・。
精神的に・・・、といえば、昨日は第7期定時株主総会でした。
久々に緊張してしまいました。
講演とかに招いて頂いて大勢の前でお話しても、慣れてきたのか?余り緊張もせず平気な方ですが、昨日の株主総会は緊張してしまい口の中に心臓がある感じでした。
写真の前方中央に立っているのが私です。口の中の心臓、見えませんか???
冗談はさておき、会社を代表する者として身の引き締まる思いでもありました。
株主の皆様の信頼と期待にお答えできる様、また存在価値のある企業として認めて頂ける様に全身全霊を込めて頑張り抜こう!と、改めて意を決した一日でもありました。
そして夜。
投資頂いているVCの皆様が、株主総会で新たに選任した取締役2名の壮行会を開催して下さいました。VCの皆様、本当にありがとうございます。
ベンチャーキャピタルから投資を受けた事を、私は心から良かったと思っております。
それは単なる資金調達だけでなく、経営を安定化していくためや成長させていくためのあらゆるリソースを注入して頂き、明らかに短期間で会社としてのステージアップが図れたと感じられるからです。
1人の力では限界がある、1社だけの力でも限界がある。
株主総会という区切りの日を経て、人と人との繋がり、会社と会社の繋がりを大切にしていく事の重要さを改めて反芻した一日でもありました。
そこで、私が竹を研究し竹に教えられた事をお話しして終わりたいと思います。
竹は、あのひょろりと伸びる竹は決して折れる事はありません。
どんなに風が強くても決して倒れる事もありません。
また、どんなに強風に吹かれて風になびいても、風がやむと、天を貫くが如し、空に向けてまっすぐに伸びる。それは何故か?
それは竹の根っこは地下茎で繋がっているからです。根っこが地下茎で縦横に繋がっているから、どんなに強い風が吹いても倒れない。
また、竹には節々があるからどんなに強い力がかかっても、決して折れない。竹の強さは地下茎と節々にあります。
私はこの竹に見習った経営を心がけたいと思っております。
自社の得意分野を更に拡充するために、そして苦手分野は補強するために様々な分野のあらゆる会社や人とネットワークを持ち、まさしく縦横に繋がる竹の地下茎の如く手を結び合い、相互に助け合い、高め合う関係を構築する事。
また、どんな厳しい試練や克服すべき経営課題も全社一丸となり全身全霊で立ち向かう。試練や課題から目を背けず、1歩も逃げず真正面から挑み克服していくことは、会社としての成長と強さが生まれてきて、事業の継続や成長を可能としていくのだと思います。
この経営課題つまり節々を、1つ1つ克服していく事で堅牢で柔軟、そしてまっすぐに伸び、どんな風が吹こうとも決して折れない企業体として成長していけるという事、これが竹を研究し竹に教えられた私の哲学であり人生であると思っています。