気が付けば今年も大詰めとなり、
慌しさが増してきました。
この1年、
とても充実した1年を過ごす事ができました。
さて、来年はどんな1年となるのでしょう。
来年の景気動向は?
経団連の御手洗会長は景気の現状について
「企業業績の予測も良くなく、
設備投資は下がっている。
雇用も厳しい状態が続いており、
個人消費には力強さはない」
来年の景気見通しについては
「前半の6カ月間はこうした状態が
急激に改善されるとも思わないので、厳しい。
ただ(国内の)経済対策も効いてくると思うし、
世界全体の景気がだんだん上がってくれば、
後半から回復の兆しが見えてくる」と。
来年は見通しがききにくい、
厳しい1年となりそうです。
最近いつも頭から離れないのが、
この厳しい環境下で如何にして事業の成長を図るか?という課題。
そんな中で、
最近 嵌っているドラッカーの
「実践する経営者」の中に、
はっ!とする箇所がありました。
「成長戦略は、
機会のあるところに的を絞らなければならない。
自らの強みが異常なほどに大きな成果を生む分野に
集中しなければならない。
成長戦略は、
市場・人口・経済・社会・技術に注目し
予期される変化とその方向性を
知らなければならない。
変化が機会を生み出すという認識、
経営者の仕事は社会・経済・技術の変化を
事業上の機会に換えるという事であると言う認識。
わが社に特有の強みは何か、
顧客はわが社の何に対して支払ってくれるのか?
を知り、
それらの強みを予想される変化に
適用する事である。
機会とは外に横たわっているものではなく、
経営者がつくり出すものである。 」
経営者としての
真価が問われる1年となりそうです。