「上海にて」

2010,05,29

 

上海出張6日目であります。

 

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上海へは、

毎年2~3回は出張で来ていますが、

 

特に今回は上海万博も影響しているのでしょうか?

躍動感が漲っています。

 

 

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今回は、とても有意な出張でした。

 

 

感動的な出会いもあり、

中国ビジネスの手応えを感じました。

 

 

 

身体も胃も肝臓もかなりお疲れモードですが、、

とても遣り甲斐を感じています。

ワクワクしていますv(^^)v

 

 

今回は、

万博には行けそうにもありません・・・。

 

 

 

行く河の流れは絶えずして、

しかももとの水にあらず。

よどみに浮かぶうたかたは、

かつ消え、かつ結びて、

久しくとどまりたる例なし。

 

 

鴨長明作、有名な方丈記の書き出しです。

 

 

流暢な出だしですが、

内容は、冒頭からいきなり無常観から入っています。

 

 

私は、この、

人生や社会のはかなさや

移ろいやすさを綴った格調ある文章が

とても気に入っていました。

 

 

 

確か、

高校のときの授業で習ったように記憶していますが、

 

 

この「方丈記」という書物は

 

思春期の私に「世のはかなさ」を

しっかりと刻み込んでくれた、

かなり影響力の大きい書物でもあります。

 

 

 

この授業を受けた直後の高校2年の時、

 

私は大病を患い、

自分の生命の灯火はいつまで持つのか?

 

と、いう不安と恐怖の中で、

辛い現実に直面してしまいました。

 

 

 

そんな中で、

 

 

 

この無常を説く書物からは、

「生命のはかなさ」についても

随分と考えさせられましたが、

 

 

 

難しいことはさておき、

「今を一生懸命に生きていこう」という、

どこか「刹那的な感覚」も与えてもらいました。

 

 

時間が経過し、

久し振りに「方丈記」に目を通すと、

 

 

 

その人を取り巻く環境が変われば、

本の解釈も随分と変わるものだと気付きました。

 

 

 

改めてこの本を読むと、

二度と戻る事が出来ない時間の不可逆性を

河の流れに例えているとも解釈できます。

 

 

 

「時間」とは、

 

定量的に経過していく「量的な時間」と

 

内容によって

自在に伸縮する「質的な時間」があると思います。

 

 

 

「量的な時間」は、

地球上の命ある生物が唯一、

公平に得る事ができます。

 

地球上の生き物は同じ瞬間を共有しています。

 

これは生ある者が均等に得られる、

掛け替えのない財産でもあります。

 

 

 

 

これに対し、

 

 

 

 

 

「質的な時間」とは、

「量的な時間」が、

価値のある瞬間として生み出された時間の

積み重ねであると考えます。

 

 

 

 

 

河の流れに、ただ流されるか?

 

河の流れに挑んでいくか?

 

 

 

 

 

 

方丈記の中で

「時間とは生きること」という言葉が出てきます。

 

 

 

 

 

「量的な時間」の中で生きるということは、

 

時間の流れの中で、

何となく「生かされている」ということ。

 

 

 

 

 

「質的な時間」の中で生きるということは、

 

明確な意思を持って、

価値のある瞬間を「生きる」ということ。

 

 

 

 

 

約30年前、

生命の終末と向き合い、

残された時間との戦いを経験したことは

価値のある瞬間を大切に「生きる」という、

貴重な気付きの機会を与えられたと思います。

 

 

 

マテリアル部門の

フローリングシリーズのネーミングを

「凛-RIN」と命名しました。

 

 

 

ネーミングの語源は

 

「竹林」を言葉で表現していくと、

「凛」とした竹林がイメージされてきます。

 

 

 

何時の季節も瑞々しい緑をたたえ、

 

天に向かって真っ直ぐに伸びる「凛」とした竹林の

爽やかで凛々しい姿が想像されてきます。

 

 

 

そして、

「凛」とした竹林から漂う、

気品・美しさ・生命力は

日本人の精神と文化の源でもあります。

 

 

 

 

「凛」という名前に想いを込めて、

 

「凛」と背筋を伸ばし、

 

皆様に支持される製品をお届けするために、

弛まぬ努力をしていきます。

 

 

頼りにしている頭脳の持ち主、

経営企画室のM君。

 

 

 

彼のPCスキルはダントツで、

資料作成には大いに貢献してくれている。

 

 

 

特に有難いのが

M君とは「あ・うんの呼吸」が存在している。

 

 

 

資料作成は、

私の頭の中で整理した内容を、

M君に口頭で説明すると、

 

それが完成した資料となって出来上がってくる。

 

 

 

 

けっこう難しい内容や

複雑な内容であっても、

何故か「あ・うんの呼吸」で伝わり、 

ちゃんと完璧な資料となって生まれてくる。

 

 

 

たまには、

「あれ」とか「それ」とかの表現でも

しっかりと伝わり理解されている。

 

 

 

数年前までは

出来上がった資料も内容の手直しが必要だったが、

最近は手直しも必要ない。

 

 

 

私の求めている内容が完璧な形で仕上がってくる。

 

 

 

私の頭の中とM君の頭の中が

同一のように感ずるこの頃である。

 

 

 

タケックス・ラボにとって貴重な人財であり、

掛け替えの無い戦力である。

 

 

 

 

 

M君!頼りにしてるよ~(^^)

 

 

 

今朝、新聞を読んでいて

何気に目に留まった一節。

 

 

 

「天国も地獄も実は同じところにある」

そこに住む人の心が違うだけである。

 

 

 

 

心の持ち方によって、

それは天国にも地獄にもなると言う事か?

 

 

 

 

新聞を読む事を中断し、

つらつらと思考を廻らせてみた。

 

 

 

 

つまりこれを、

 

「プラス思考」

「マイナス思考」

 

として捉えるとどうか?

 

 

 

 

「YES」から入るか、

 

「NO」から入るか。

 

 

 

 

「NO」の思考の場合、

 

出来ない言い訳なら山ほどある。

出来ない理由も探せばキリがない。

 

市場が、世間が、景気が・・・。

 

 

 

出来ない理由付けよりも

やるためにはどうすればいいかを考える。

 

 

私は、そんな思考を常に持ちたい。

 

 

起こってもいない事を

いちいち心配し、動かないよりも

 

目の前に与えられた課題を

全力で誠心誠意取り組む。

 

 

 

 

「チャレンジしない後悔」をするよりも、

 

楽に逃げないでチャレンジし続けたい。

 

 

 

昨日より今日、今日より明日と

 

成長・変化している自分を目指して

 

取り組んでいきたい。

 

 

 

その思考が

自分にとっての天国を創り出していくのだと思う。

 

 

 

 

プロフィール

清岡 久幸(きよおか・くみ)

9月7日 高知県生まれ
うさぎ年 おとめ座

病気の為、高校を中退。父親の会社に入り、竹の研究を始める。その後父の会社の倒産、出産、離婚を乗り越え、02年、フードテックス設立(現・タケックス・ラボ)。
07年、日経ウーマン主催のウーマン・オブ・ザ・イヤー リーダー部門に入賞。