三寒四温を繰り返しながら
春が来てます。
昨日はコートの襟を立てていたのに、
今日は少し暖かく
春の気配を感じます。
風がふわっと柔らかく、
少しずつ
日差しが明るく感じられるようになりました。
通勤路に沈丁花の香りが漂っています。
沈丁花の香りは華やかでありながら、
微かに心騒がせ、
密やかに切なさを感じさせる春の使者。
春の気配がする夜に
何処からともなく漂ってくる、
1本の張り詰めた銀糸のような香りは、
突如、鼻先をくすぐったかと思えば、
知らず心の底まで香りを響かせ、
無意識に在処を探させてしまう。
辛く厳しい冬は終わり、
躍動感溢れる春が近づいてきます。
木々からも
一気に新芽たちが膨らみはじめ、
新しい命が息吹いています。
春の来ない冬は無いのです。

